3種類のきのこスープの作り方
材料
えのき 1/2袋
しめじ 1/2袋
まいたけ 1/2袋
めんつゆ 50ml(水500ml)
ほんだし 4g
作り方
えのき・しめじ・まいたけの石づきを取り除き、食べやすいサイズに切っておきます。
鍋にめんつゆ50ccと水500ccとほんだし8g、そして1の材料を入れます。
中火にかけて沸騰したら弱火にし、味見をしてOKなら完成です。
※溶き卵を1個入れてもOKです。味がまろやかになります。
復食中の1品レシピ一覧
蒸し野菜サラダ |
タケノコ&ワカメの煮物 |
ひじきと大豆の煮物 |
---|---|---|
ニラ納豆 |
車麩と豆腐の煮物 |
茄子のおひたし |
---|---|---|
アスパラガスの塩麹炒め |
3種類のきのこのカレー炒め |
3種類のきのこスープ |
---|---|---|
【豆知識】しめじの栄養とカロリーについて
湿った地面に生えるから湿地=しめじ。地面を占領するように生えるから占地=しめじ。などなど名前の由来に諸説あるしめじは1970年以降、人工栽培技術によって身近なキノコとして店頭に並ぶようになった食材です。
しめじは本来天然物であり私達が普段食べている人工栽培しめじには、ぶなしめじ、はたけしめじ、本しめじ、ひらたけ、大粒丹波しめじ、大黒本しめじなどいくつかの種類があります。
予防効果の高いしめじの注目成分
一般によく口にするものはぶなしめじが大半だといえますが、しめじ全般に共通していえるのはキノコ特有の免疫機能を高める成分を多く含む点とダイエット効果にも通じる低カロリーのスタイルです。
しめじの場合、1パックで凡そ42kcalであるので、鍋物などで量を気にすることなく食べられる嵩増し食材としてもお勧めです。
また、栄養面ではナイアシン、βグルカン、パントテン酸、ビタミンDを多く含む他、以下のような注目される成分もあることから、健康維持に積極的に食べたいキノコでもあります。
チロシナーゼ阻害物質
信州大学でも研究が進められている期待の成分は、メラニン色素の異常沈着に効果が見られる女性に嬉しい成分です。シミやホクロの原因物質であるメラニン色素の生成を抑制して、美肌を保持します。
リジン
体で合成できない必須アミノ酸です。主にタンパク質や体組織、カルシウムの吸収を高めてブドウ糖の代謝促進に働きかける性質を持ちます。この作用から体の成長に欠かせない重要な役割を担っていることがわかっています。成長促進作用の他、受胎能力や集中力の向上、血中コレステロールの正常化、脳卒中の発症予防、疲労回復などにも効果があります。
レクチン
糖結合性蛋白質で、糖脂質と結びつくことで細胞を分化して活性化させます。そして働きが活発になった細胞は元気になることで、免疫の機能を増進させる免疫グロブリンを体内で生成し様々な疾病を予防します。また、レクチンには食欲暴走抑制効果もあり、満腹中枢への伝達をコントロールして食べ過ぎを阻止すという嬉しい作用もあります。
グアニル酸
細胞機能を再生する、アミノ酸の一種である旨味成分です。核酸物質である特性から生理機能を持ち、グルタミン酸と結合することにより、老化の抑制や免疫機能の増強、抗癌作用を2倍に前進させます。
ビタミンD
キノコのなかでも、しめじはビタミンDの含有率がずば抜けています。ビタミンDは不足すると代謝機能を低下させますが、しめじの摂取により予防が期待できます。十分に体内に摂り入れることでカルシウムの吸収を高める作用が起きて、免疫機能が向上したり皮膚の状態も健やかに保つなどの効果が現われます。
また腸までダイレクトに届く不溶性食物繊維でもあるので、蠕動運動を促進させて便秘を解消します。小魚やチーズとの食べ合わせで更に効果が高まるといわれています。
その他
エルゴステロールやβグルカンを含むしめじは、冷え性、風邪、高血圧、脳梗塞、動脈硬化、ウィルス感染、生活習慣病など多岐にわたって予防効果があります。